
社会保険労務士/2024年4月入社
川野 祥代Sachiyo Kawano
事業会社から社労士事務所へ、新たな挑戦を選んだ理由
Q.これまでの経歴を教えてください。
書籍の編集者からキャリアをスタートし、その後の転職で総務系の仕事を担当することになりました。
その中で、それまで知らなかった労務の仕事が従業員の生活や人生に直結していて、奥深いなと興味をもって取り組めました。また人事制度を通じて従業員の働きやすさを整えていけるという、人事の仕事が面白いと感じたことがその後のキャリアにつながるきっかけだったのだと思います。
より深く人事担当としての経験を積みたいと思い、徐々に従業員規模の大きな企業への転職を重ねていきました。
直近の会社では、主に労務や社内の人事制度の策定などをするようなポジションで業務を行っていました。社労士試験に合格したのもこの直近の事業会社にいるときです。
Q.川野さんは実は6回目の受験で社会保険労務士に合格されたのですよね。受かるまで受験すると決めて勉強していたのですか?
人事の仕事をしていると、分からないことが出てきたときに労働基準法など法令での根拠を調べたりする機会がとても多くて、それであれば社労士試験の勉強をすることが業務上でも役に立つと思い、割と軽い気持ちで始めたように記憶しています。
それが2回3回と受験するうちに試験勉強のコツが分かってきたというか、その後も毎年あと数点!という結果に終わっていて、気がつけば6回目の受験で合格していました。
Q.前職の事業会社には約18年という長い期間在籍されていたと伺っていますが、なぜ社労士事務所に転職をしようと思ったのですか?
長く同じ会社にいると、手続き業務などもそうですが仕事の内容がルーチン化していて、正直なところマンネリを感じていたのかもしれません。あとは、せっかく社労士の資格を取ったからには、どんな事例でも対応できるようなスキルや経験を身に着けたいと思うようにもなっていました。
もちろん事業会社にいても法改正の対応などがあるので、それなりに知識を生かして働けていたとは思うのですが、より専門的な事務所で幅広い経験ができる環境に身を置く方がより成長できるのでは?と考えるようになり、思い切って転職しました。
Q.汐留社労士法人に入社してみての感想をざっくり教えてもらえますか?
入社して半年くらいなのでまだそこまで色々な仕事をしているわけではないのですが、それでも前の職場にいた時よりも経験できる業務や事例も多いですし、まわりも社労士として仕事をしているメンバーに囲まれているので、環境自体が自分にとっても刺激にもなっていると感じます。
前職までは自分の会社の従業員の為の仕事を行ってきましたが、現在は報酬をいただいて対外的に仕事を行っているので、責任の種類は大きく変わったなと感じています。プロとしてやるからには、お客様に話す内容や話の組み立て方などにも気を使うので、プレッシャーを感じつつも、現状ではダメだと自分を追い込んで勉強するようになったのでとてもよかったと思っています。
Q.事業会社での経験はどのように活かせそうですか?
前職では人事担当として経営に近いポジションで仕事をしていたこともありますので、その経験を活かして、人事担当者や経営者の方の立場に立ってアドバイスができるのではと思っています。
例えば社内制度の変更を提案する際にも、こんな風に経営層へお話を持っていけばスムーズなのでは?というようなプラスアルファの情報提供もしていきたいと思っています。
Q.数ある社労士事務所の中で、汐留社会保険労務士法人を選んだ理由は?
理由は二つありまして、一つ目は社労士事務所としてはある程度規模が大きくて、様々な業種や規模の会社を担当して経験を積めると思ったところです。
二つ目は、手続き業務と相談業務で担当が分担されている事務所ではなくて、顧問先の業務を全て担当できる担当制が基本になっていた点にも魅力を感じました。
社労士としての仕事が初めてだったので、自分で責任と裁量を大きく持って対応できる事務所を探しました。
Q.汐留社会保険労務士法人の雰囲気はどうですか?
良い人が多いなと思っています(笑)。
分からない時にも皆さん親切に教えてくれますしそれは安心感にとてもつながっています。
一方で皆さんそれぞれが担当の顧問先を持って責任をもって仕事をしていてすごく集中しているときもあるので、メリハリのある職場だなという印象を持っています。
Q.今後の目標は?
まずは自分が社労士としての経験を積んでどんどん成長したいなと思っています。
ゆくゆくは業務を一人で完結して、コンサルティング業務などにも幅広く対応できるようになっていきたいです。
それによって事務所の発展にも貢献出来たらうれしいなと思います。