こんにちは、イイダです。
世界水泳や陸上競技で盛り上がっている方も多いのではないでしょうか。
今日は、私の好きなスポーツ選手について簡単に書きたいと思います。
ズバリ、サッカー元日本代表のFW 鈴木隆行選手です!
元々、器用な選手ではありませんでしたが、身体全体を使ったボールキープや、豊富なスタミナを活かした泥臭いプレーが持ち味の選手です。
テクニックのある選手、足の速い選手は他にいましたが、かつての代表監督「トルシエ」や「ジーコ」に認められ、日本代表に招集されていました。
FWであるにも拘らず、献身的な動きで守備もするところが、私は好きです。
忘れられないのが、2002年の日韓共催ワールドカップの初戦、ベルギー戦で決めたゴールです。日本はまだW杯で1勝もしたことがない頃で、この日も先制ゴールを決められ、スタジアム全体が「またダメか・・・」という雰囲気になりそうだった時に、鈴木隆行が同点ゴールを決めて日本ベンチに向かって咆えました!!
味方からのロングパスを必死に追いかけ、相手のGKよりも先につま先でボールに触り押し込んだ泥臭いゴール。雄叫びをあげながら日本ベンチに向かって走っていく姿に、すごく感動したものです。
あれから約10年。
海外リーグを移籍して渡り歩いた鈴木隆行は、アメリカで現役引退し、所属していたアメリカのクラブチームのコーチに就任することに決めていました。
そんな矢先、東日本大震災が起き、鈴木隆行の地元茨城も被災し元気をなくしていました。
それを知った鈴木隆行は、J2水戸ホーリーホックの監督にコンタクトを取り、何か手伝いをさせてほしいと申し出ました。
水戸の監督からの返事は、「選手として水戸に来てほしい」というものでした。
現役引退した鈴木隆行は、期待に応えられるプレーをできる状態でないことを伝えましたが、監督の熱意にも押され、決意して出した答えは、「無報酬のアマチュア契約」。
(チーム加入2年目以降の、現在はプロ契約をしているようです)
給料をもらわずにチームに加入し、身体が動く限り戦う。
そんな彼らしい決断でした。
現在もトレーニングを続け、試合に出場し、ゴールを決め、若手に経験を伝えている37歳。
水戸ホーリーホックをJ1に昇格させたいという想いを胸に、今もまだ走り続けています。
歳を重ねる度に、ファンに愛されていく、男気のあるサッカー選手。
これからも応援していきたいです。
イイダ
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