吉本興業の契約内容について

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おはようございます。

吉本興業と芸人間との契約内容について世間から非常に注目されております。
吉本興業に限らず業界の特徴なのでしょうか、今までも事務所をやめる際に、「雇用契約」なのか
それとも「請負契約」なのかが問題となってきました。

この手の問題が起こるたびに所属タレントの「労働者制」があるのかないのかが争点となります。
雇用契約は働く時間や勤務する場所を拘束できたり、労働内容に対し具体的な指示命令ができるというメリットがあります。
しかし請負契約(委託契約)だと、所属タレントそれぞれが「事業主」となり、立場上吉本興業と同等となります。
仕事の諾否を含めてタレントの自由度が増します。
よって直営業(会社に内緒で仕事を請負って報酬を得ること)を行うことは、雇用契約ではともかく
請負契約では、そもそも制限されない権利となります。
このあたりの契約が曖昧なまま仕事も行うにはリスクが高く、問題も発生やすくなります。

一昨日のタレントの記者会見を受け、今日吉本興業の岡本社長は今回の件について記者会見を行います。
争点はパワハラの事実や反社会的勢力との関係など様々ございますが、
そもそも所属タレントとの契約はどうなっているのかという点についても関心が寄せられます。

いちお笑いファンとしても注目したいと思います。

北田