それって働き方改革!?

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先日、ネットでニュースを見ていたら

農林水産省が働き方改革の一環で、文章作成ソフトを

「一太郎」からマイクロソフトの「ワード」に統一する

方針を決めたことに対して、ネット上でツッコミどころ

満載で失笑をかっているという内容の記事が目につきました。

ネット上では、「一太郎が農林水産省で生きてたのか」

「まだ一太郎を使っているのか」などの声が相次いでいるようです。

この記事を見て、私が新卒で入社した会社での出来事を思い出しました。

8年程前の話です。

当時世の中にはスマートフォンなどが普及しだした時だったと思います。

そんな中私が初めて働いた会社ではフロッピーディスクを

何十枚と駆使してデータを保管していました。

他の部署では普通にUSB等当たり前のように使用しているというのに、

一つのデータを保存するためにフロッピーディスクを4~5枚ほど使います。

保存するために一つのデータを4~5分割し4~5回データを保存するという

作業が当時苦痛でたまらなかった記憶があります。

当然、USBなどに切り替える提案を何度もしたのですが、

当時の上司がITに関しては全くと言っていいほど無頓着で

アナログな方でしたので何度も却下されました。

働きだして1年後、いつも買っていたところが製造をやめたので

そのタイミングでUSBを使いだしました。

その時に他部署から「まだ使ってたの」「いつの時代だよ」と

つっこまれた記憶がよみがえりました。

農林水産省とは状況や理由が異なるとは思いますが、

どのタイミングにしろ新しいものに切り替えたり、

仕様を統一することだけでもかなり効率は上がると思います。

と当然のようなことを言ってしまいましたが、

おそらくまだまだこれに似た事例をかかえている

企業は実は多いのではないのかと思っています。

当然、新しいシステムを導入するだけでは効果はさほど望めないでしょう。

個人のスキルアップ等や考え方の見直しなども必要になります。

今更と思っていることも意外と見直すと

働き方改革につながってくるのではないのかと思います。

粢田