平成77年の日本
2017.08.08 労働・雇用関係
先月末に人事業界の展示会、HR Expoに行って、小室淑恵さんの講演を聞いてきました。今やメディアにひっぱりだこ、働き方改革の第一人者ですね。
講演の中で日本の人口推移について言及されました。
内閣府の発行する平成29年版高齢社会白書で、2065年(平成77年)の総人口は1億人を割り込むとされ、高齢化率は38.1%。1.3人で1人の高齢者を支える肩車型の社会保障時代を迎えることとなります。
このような状況に日本の施策が追いついていない、国は一体何をしているんだ!と嘆く皆さま、振り返って貴社の人材戦略は人口減少への対応を始めていらっしゃいますか。
・定年の延長や再雇用等による雇用延長
・ITの活用
・障害を抱える方の採用
・福利厚生を厚くして既存従業員の定着を図る
・在宅勤務、フレックス制度の導入など時間に制約のある人も働きやすい環境を作る
余裕のある会社が取り組むのではなく、生き残るために取り組まなければならないのだと小室さんは説いておられました。
折しも、上記の取り組みには助成金が活用できる可能性があります。
ご興味がわきましたらご連絡ください。
お待ちしております。
河