熱中症注意!

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こんにちは、麸沢です。

季節外れの暑さが続いておりましたが、皆様いかかお過ごしでしょうか。

先週から今週にかけて急に気温が上がり、なんと先週1週間に熱中症で搬送された人は、
全国で1000人近くに上り、前の週のおよそ2倍に増えたそうです。
特に、全国各地で30度以上の真夏日を観測した20、21の2日間だけで
700人以上が搬送されたとの事です。
総務省消防庁によりますと、各地で運動会やスポーツ大会が開かれる土日と、
気温の高い日が重なったため熱中症になる人が一気に増えたそうです。

熱中症は普段の仕事中にも十分起こりうるので十分に注意しなければなりません。

ですが、職場で熱中症にかかってしまったからと言って、
それが必ずしも労災に認定されるとは言い切れません。
労災として認定されるには、一般的認定要件と医学的診断要件があり、
どちらか一方を満たさなければなりません。

一般認定要件は、
① 仕事をしている時間帯や場所に、熱中症となる原因があること(当日の気温・作業環境など)
② その原因と熱中症との間に因果関係があること(症状や発症までの時間など)
③ 仕事と関係ない、他の原因によって発症したものでないこと(持病などではない)

医学的診断要件は、
① 作業の内容、温度や湿度等の作業環境
② けいれんや意識障害等の有無、体温の測定
③ 脳貧血や、てんかん等による意識障害との判別

これらの要件から労働基準監督署が総合的に判断をし、
労災認定されることになります。

会社は従業員に対して『安全配慮義務』という義務がございますので、
従業員の健康状態にも十分に気を配り、健康で働けるような環境を作りましょう。

もちろん一人一人が水分をきちんとこまめにとり、体調管理をするといったことも大切です。

今年の夏も暑くなるとの予報も出ておりますので、今からでも熱中症に対する理解を
深め、早めに対策を取っておくのはいかかでしょうか。

麸沢