「社会保険労務士」という仕事について

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先日、私が担当しているクライアントの元へ訪問した際に、何気ない会話の中から、「社会保険労務士」としてアドバイスできそうな話になったため、その会社の状況に合わせてちょっとしたアドバイスを行いました。
クライアントからは「こんな些細な事でも相談できるのは知らなかった」といった事を言われ、少しでもプロらしいアドバイスが出来て良かったと思いました。

私が、仕事を行う上で心掛けている事があります。それは、相手の話を聞いているうちに例え専門外の内容でもまずは、ある程度まで話を聞くという事です。最後に、要点をまとめて「社会保険労務士」としてできる事とそうではない事を分けて伝え、対応できない相談に関しては「わからない、対応できない」と言うのではなく、その分野のプロを紹介し、その者と連携しながら、問題解決を行うように心掛けています。

最後に、「社会保険労務士」という仕事について簡単に説明します。
主に、労働・社会保険に関する諸法令に基づき行政機関に提出する様々な書類を作成、または提出に関する手続き代行を行います。これだけ聞くとただ単に書類を作成している人と思われがちですが、手続きに必要な書類は多岐に渡るため、私たち「社会保険労務士」に依頼する事によって行政機関に問い合わせをするといった手間を省く事ができます。

また、近年の法改正の内容は、従来の「人事労務管理」の知識だけでは、多様化する雇用形態(正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、パート等)を考慮しない、古い社内ルールのままでは、企業内のトラブルを未然に防ぐ事は難しくなっています。
そこで、われわれ「社会保険労務士」は多様化する雇用システムを熟知し、企業内で解決できない問題を整理し事実関係を調査した上で、その時代に合ったアドバイスができるように日々知識を身につけております。現在、労働問題等でお困り事がありましたらまずは「社会保険労務士」に相談してみるのも問題解決の第一歩かもしれません。

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