報連相とワークライフバランス

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 はじめまして。今年の2月に入社いたしました、三澤と申します。
 立派な社会保険労務士になる以前に、立派な大人になれるよう、日々邁進しております。

 ところで、報告・連絡・相談が怠り無くできているかどうかは、新入社員のみならず社会人である以上常に問われていることではないでしょうか。
 通信手段が多岐に発展している昨今では、Eメールや電話でのやり取りが効率的かつタイムリーにできるだけでも、社会人スキルが高いとして評価の対象になります。

 ところが、スマートフォンやノートPCによっていつでもどこでも報連相が可能な今、帰宅後や休日でも対応を求められてしまい、心休まる時間が無いと嘆く寂しい背中が、新橋には溢れています。
 ワークライフバランスの面から見た場合、必ずしも通信手段の発達が良い影響ばかりをもたらすということでもなさそうですね。

 フランスでは現在、労働法改正の議論が進んでいる中で、「業務時間外のメールチェックを禁止」する規定が改正案に盛り込まれています。
 従業員50名以上の企業に努力義務を課すもので、労働者には非常に好意的に受け取られているようです(残業代削減が容易になる内容など、改悪との意見も多く、大規模なデモも起こっているようですが)。
 「勤務時間外の仕事メール、やめましょう。フランスで議論中の法案とは
 (The Huffington Post 5/26の記事)

 帰宅後や休日になるべく仕事を持って帰らないことは大事ですが、なかなかそうも行きません。
 電子機器との友好的な関係を持てるかどうかが、仕事で高く評価されつつ、私生活を満喫できるかどうかの、大きな鍵を握っているような気がします。

三澤