こころの健康

こんにちは。

少し間があいてしまいました。
今回は、カウンセラーの端くれとしての話題を書いてみます。

先日、4年くらいうつ病と闘っている知人と久しぶりに食事をし、色々な話をしました。

心が弱い自分をどうにかしたい。
職場でのささいな出来事でも落ち込みやすい。傷つきやすい。

知人が繰り返していた言葉です。

知人の話を聞きながら、ふと私の頭をよぎった言葉が、

「しなやかな心」でした。

しなやかさ。
柳に風、のイメージだとわかりやすいでしょうか。

強い風が吹いたら、流されて揺れてしまってもいい。

無理して強い風に逆らうのは疲れてしまうかもしれません。
踏ん張りすぎて倒れてしまうかも…

心が折れた状態、というのは、
この踏ん張りすぎて倒れた状態に似ているように思います。

流されるだけではなく、風がやんだら元に戻る。
案外、戻れないことが多いかもしれません。
本来の姿を見失ってしまうこともあるかもしれません。

揺れてしまってもいい。
でも、それに流されはしない。
決して、普段の自分を忘れずに、戻ることができる。

その柔軟さを持ち続けること。
簡単なようで、難しい。

でも、意外に、そんなに難しく考えすぎることもないような気もします。

しなやかな強さ。
それが、自分の心の健康を保つ一助になるように改めて思いました。

(あ)

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