こころの健康
2011.10.10 その他ビジネスの話
こんにちは。
少し間があいてしまいました。
今回は、カウンセラーの端くれとしての話題を書いてみます。
先日、4年くらいうつ病と闘っている知人と久しぶりに食事をし、色々な話をしました。
心が弱い自分をどうにかしたい。
職場でのささいな出来事でも落ち込みやすい。傷つきやすい。
知人が繰り返していた言葉です。
知人の話を聞きながら、ふと私の頭をよぎった言葉が、
「しなやかな心」でした。
しなやかさ。
柳に風、のイメージだとわかりやすいでしょうか。
強い風が吹いたら、流されて揺れてしまってもいい。
無理して強い風に逆らうのは疲れてしまうかもしれません。
踏ん張りすぎて倒れてしまうかも…
心が折れた状態、というのは、
この踏ん張りすぎて倒れた状態に似ているように思います。
流されるだけではなく、風がやんだら元に戻る。
案外、戻れないことが多いかもしれません。
本来の姿を見失ってしまうこともあるかもしれません。
揺れてしまってもいい。
でも、それに流されはしない。
決して、普段の自分を忘れずに、戻ることができる。
その柔軟さを持ち続けること。
簡単なようで、難しい。
でも、意外に、そんなに難しく考えすぎることもないような気もします。
しなやかな強さ。
それが、自分の心の健康を保つ一助になるように改めて思いました。
(あ)
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