高齢社会に向けて
2011.08.24 労働・雇用関係
こんにちは。アライです。
まだまだ暑いですね!
私は趣味で吹奏楽団に所属していますが、最近50歳や
70歳を超えた方が新しく入団されました。
私よりも二回り以上も年上の方ですが、練習に対する姿勢や
新しく楽団に入るチャレンジ精神はとても気持ちが熱く、
私も学ばなければならないところは数多くあります。
趣味の世界に限らず、仕事でも高齢者の方への期待は多いようです。
興味深いデータがあります。
今後10年で、日本の15歳から64歳までの年齢の方の人口が約790万人
現象する一方で、65歳の方の人口は640万人増えると言われているそう
です。
一般的に労働人口と呼ばれる世代が少なくなっていく中、日本の経済
活動は高齢者と呼ばれる年代の働き方にかかっているのかもしれません。
私が趣味で活動している音楽の世界では、現役を引退された方が指導者
として活動されるケースは頻繁にみられます。
中にはスポーツと違いある程度高齢の方でも現役を続けることができます。
しかしその一方、若手指導者の育成や、若手プレイヤーの活躍の場
の減少といった問題は少なくともあるようです。
仕事においても高齢者の多様な働き方を支えるために定年延長や継続雇用
の義務付けなどの検討がなされています。
ただし雇用においては厳しい解雇規制もあり、やはり若年者の雇用に悪い
影響を与えるのではとの懸念もあるようです。
高年齢世代の働き方が重視されていくことは間違いありませんが、
現役世代とのバランスの調整など、柔軟な雇用を考える必要があるようです。
これからの高齢社会に備え、私たちもお客様と一緒に考えていければと
思います。
8月も終わりに近づくとさびしい気持ちになるのは私だけでしょうか・・。
学生時代の夏休みの感覚がまだ抜けてないようです(笑)
残暑もまだまだ厳しいので、皆様お体には気を付けてください。
(アライ)
★汐留パートナーズグループのfacebookファンページに「いいね!」をお願いします★