精神疾患 障害年金
2010.09.10 各種年金関係
先日、「自殺やうつ病 09年経済的損失2.7兆円 厚労省初調査」という記事を拝見しました。
題名の通り、自殺やうつ病による経済的な損失を数値化したという内容です。
このような実態を数値化することは、賛否両論あると思いますが、「2.7兆円」という数字はかなりインパクトがあるのではないでしょうか。
うつ病、過労死、過労自殺を題材にする記事やニュースは最近非常に多いです。
私も、労災や遺族年金、障害年金の実務を通じ、こういったご相談をお受けします。
残業時間月200時間等の過酷な労働環境、パワハラなどを理由に、うつ病、休職、自殺といった労働者は年々増加しています。
自殺者は12年連続年間3万人を超え、うつ病の患者数が100万人を突破しました。
メンタルヘルス対策は、以前から行われてきましたが、増加傾向に歯止めがきかないということは、現行の対策が効果をあげていないからでしょう。
障害年金は、うつ病などの精神疾患も対象になります。
うつ病の再発の一因として、経済的な面で、完治する前に、職場復帰せざるを得ない方も多いのではないでしょうか。
障害年金制度の周知も効果的な対策の一つだと私は思います。
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