年金特別便③
2009.03.29 未分類
自分の年金記録を守るには?
記録漏れを見つけた場合、証拠をもとに社会保険事務所に申し出れば、記録の修正がなされます。
明確な証拠がなければ、総務省の「年金記録確認第三者委員会」に申し出て、記録回復の可否に関する審査を受けることができます。
これにはかなりの審査時間がかかります。数ヶ月~1年くらい。
年金受給者にとっては、社会保険事務所や第三者委員会で記録回復を認める決定が下されても、
実際に年金が支給されるまでには時間がかかります。
記録訂正が認められれば「再裁定」と呼ばれる実際の年金額を計算する作業に移行しますが、再裁定の事務処理を担う社会保険業務センターの人手不足による未処理件数も多いようで、問題の1つとなっています。
また、昨年から、社会保険庁職員による厚生年金の標準報酬月額の改ざんなど年金記録に関するずさんな管理が発覚し、「年金記録問題」は解決どころか不信感が強くなっています。
送付された年金記録の通知書を今一度確認し、不明点は社会保険事務所に問い合わせるなど、「自分の年金は自分で守る」という意識が必要なのかもしれません。
私は自分の加入記録を取り出して調べた事もあります。
そして年金記録の間違いを発見しました。